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安全管理と看護業務2(その後の進展)

国立精神・神経センター精神保健研究所
社会精神保健部 伊藤 弘人



適切な薬剤が、意図された患者に適切な方法で投与されることは、医療安全の基本です。しかし、薬剤療法が治療の中心を占める精神科や内科では、薬剤の種類も量も多いため、薬剤ミスのリスクは高くなります。どうすれば薬剤ミスを少なくすることができるのかは、精神科の臨床現場における安全管理の中心テーマということができます。
 意識の高い精神科医療施設においては、すでに薬剤ミスの最小化に向けた積極的な取り組みがなされています。以前e-らぽーるで「安全管理と看護業務:与薬ミスをどのように少なくするか」という紹介をしましたところ、「看護業務と安全管理との関係」についてのその後の進展を知りたいというご要望を頂戴しました。
 学術的な進展は緩やかなもので、前回ご紹介したEllen O’Sheaの総説(1999)を越えるまとめはありませんでしたが、Gerry Armitageら(2003)が O’Sheaの総説をベースにして総説をまとめていました。これらの論文を参考に、また私たちの調査結果を交えながら、「看護業務と安全管理との関係」について改めて考えます。
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18(09.01.09)