Home > チーム医療活動 > 精神障害者生活訓練施設におけるクリニカルパス (PAGE 1)

精神障害者生活訓練施設におけるクリニカルパス

国立保健医療科学院
伊藤弘人

1.ついに援護寮でクリニカルパスが導入されました!

 クリニカルパスは、一般に入院医療に限られていました。しかし、ある期間にどのような治療・ケアを行うのかを言葉にしながらサービスの質的向上を目指すという目的から考えると、パスは入院医療に限る必要はありません。パスを利用して退院後の生活も視野に入れた活動が求められているのです。

 このたび、ついに「精神障害者生活訓練施設(援護寮)」であるP施設での入所者のパスが投稿されました。
精神障害者生活訓練施設におけるクリティカルパス開発の試み
「これまでの援助サービスの見直しと改善をはかるためにパスの開発を試みた」とのことです。原稿を拝見しますと、表にまとめました通り、開発の過程がコンパクトにわかりやすく紹介されています。とても参考になりますので、今回はP施設の試みから考えてみたいと思います。

表.P施設におけるパス開発の過程

  1. これまでの実績を振り返る
  2. 入所後の経過が類似している数の多いグループを見つける
  3. どのようなパスを作成するかを考える
  4. パスシートの作成