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3病棟における身体拘束に関する意識調査

恵愛会 柳井病院

はじめに

 精神保健福祉法によると、「身体拘束とは、衣類又は綿入り帯等を使用して、一時的に当該患者の身体を拘束し、その運動を抑制する行動の制限」である。当該患者の生命を保護すること及び重大な身体損傷を防ぐことに重点を置いたものであり、また制限の程度が高く二次的な身体的障害を生ぜしめる可能性もあるため、代替方法が見出されるまでの間のやむを得ない処置として行なわれるものでもある。

身体拘束は、患者の生命と安全を守るために行なわれる行為であるにもかかわらず、一方でそれは人間の尊厳を損なう行為ともいわれる。当病棟は精神科急性期病棟の特性から、身体拘束が必要となる場面が少ないとはいえず、患者の安全の確保と人権のジレンマを感じつつも身体拘束は避けることができないのが現状である。そこで、3病棟看護スタッフが身体拘束に関してどのような思いをもっているのかを調査し、今後、身体拘束に対してどう取り組むべきかを考える機会とすることを目的とし考察を試みた。

研究方法

1.研究期間
2005年12月20日〜2006年1月30日
2.研究対象
3病棟看護師20名
3.調査内容
アンケート調査。アンケート調査用紙は1週間留め置きとし、選択回答方式と記述式で自己記入後に回収封筒に入れる
4.倫理的配慮
アンケート用紙に本研究の目的を明記した。無記名で情報の秘密厳守を約束し、拒否する権利を保証した。アンケート用紙は研究終了後、シュレッダー処理により破棄した。