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石川県立高松病院

石川県立高松病院の特色と理念・基本方針

石川県立高松病院 外観

理念

 私達は 人間の尊厳と地域の医療ニーズを踏まえこころを病む人々に最良の医療を提供し信頼される病院を目指します。

基本方針
  • いつでも 誰でも 安心して利用できる病院づくりに努めます
  • インフォームド・コンセントを踏まえ自己決定を尊重した医療の提供に努めます
  • 多様な社会資源と密接に連携し地域医療の充実に努めます
  • 地域の精神保健に対する理解を深めノーマライゼーション社会の推進に努めます
  • 医療情報・診療情報の開示を推進し医療の透明性の確保に努めます
  • 教育・研修・研究活動による医療の質の向上と職員の意識改革を図り病院の活性化に努めます
  • 効率的な病院運営と健全な病院経営に努めます

高松病院の特色

高松病院 北病棟の外観
高松病院 北病棟

 石川県立高松病院は、県南部の加賀と県北部の能登半島、西には風光明媚な日本海を望む県のほぼ中央に位置する、かほく市の緑に囲まれた丘陵地にあります。
 当院は、いわゆる処遇困難の患者さんを積極的に受け入れ、認知症を含む老年期精神障害及びアルコール依存症の医療等各種の専門医療にも取り組むとともに、社会復帰活動、実習・研修活動及び地域の関係機関との連携等に努めてきました。県立精神病院の重要な役割である総合的で専門的な病院として、機能の充実を図ってきたことが精神科救急医療を受け入れる基礎となっています。昭和63年には精神科応急入院指定病院、平成10年度の精神科救急医療の施設指定へと引き継がれ、平成15年には精神科救急入院料施設基準届出、365日24時間体制で精神科救急医療を実施、受け入れ困難な重症・難治性の患者さんを石川県全域から受け入れるという重責を果たすこととなり、「基幹病院」としての位置づけが出来上がりました。
 精神科救急の治療・看護にあたっては、東京大学大学院工学系研究科の飯塚悦功教授が開発し、次世代型パスとして注目されている患者状態適応型パス PCAPS(患者状態適応型パス PCAPSホームページ:http://plaza.umin.ac.jp/~A-epath/)を平成17年から精神科病院として採用し、PCAPS精神科救急急性期コンテンツの先駆的モデルを開発、実践しています。
 また、高齢者医療では、昭和47年に老人病棟100床、平成元年に老人性痴呆疾患センターが設置されるなど、老年期精神障害にいちはやく取り組み、県立の精神科病院として石川県全域の地域ニーズに沿った高齢者医療の充実を図ってきました。
 当院の平均在院日数は平成23年で231.5日、これは全国平均の298.1日、石川県の平均289.1日、精神科救急への平成24年度の入院患者数は281人、退院患者数176人と、全国的レベルからも入院期間が短縮されています。
 精神科救急病棟の入院患者の病名別分類では、F3(気分障害)が117人で全体の4割、入院形態は、医療保護が200人ともっとも多く、全体の7割を占めます。緊急措置や措置入院の患者さんはあわせて21人と少ないのは石川県の特徴です。
 現在の病棟構成は、北病棟(北1=精神科救急入院料1・44床、北2=精神一般病棟・55床、北3=精神療養病棟・53床)、東病棟(東1=精神科急性期治療病棟1・50床、東2=精神一般病棟・50床、東3=認知症治療病棟入院料1)、西病棟(西1=精神一般病棟・アルコール病床群・6床 成人女子病床群・22床 知的障害者病床群・22床、計50床、西2・精神療養病棟・48床)と機能分化されています。


96(14.02.21)