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医療法人 爽神堂 七山病院

七山病院の特色と理念・基本方針

七山病院 外観

爽神堂理念

 『自利利他』の精神で医療・福祉に貢献します
※「自利利他(じりりた)」は、仏教的な「善」のことで、大乗仏教では、一時的なこととしてではなく、他を救うことで自らも救われ、救われることによって、自分も喜べ、他の人にも喜んでもらえ、何年たっても「いいことをしてもらった、いいことをした」と思われる行為のことです。

基本方針
  • 利用者の立場に立った心のこもった医療・福祉を提供する
  • 地域精神科医療への貢献と開かれた病院・施設を目指す
  • 精神科医療の向上と啓発に努める
  • 常に自らを見つめなおし、意欲を持って改善に努める

七山病院の特色

空から望む七山病院
空から望む七山病院

 七山病院は慶長4年(1599年)に浄見寺という浄土真宗の寺の境内で、現代でいう精神疾患の患者さんに対して漢方薬を用いて治療をしたのがはじまりです。当時、治療法もなく、社会から阻害されていた精神疾患患者さんに対して、仏教の教えに基づいて救いの手を差し伸べたと考えられています(浄見寺に伝わる古文書)。以降、400年以上にわたって、精神医療一筋に歩みを続けてきました。明治4年(1871年)に我が国初の精神科医業免許を取得し、明治15年(1882年)に本多病院として認可を受け、明治22年(1889年)に七山病院と改称しました。
 大正2年(1913年)には開放病棟としての「養生園」を開設し、作業療法・レクリエーション療法をいち早く取り入れました。当昭和 5年(1930年)には、演芸場、作業場を増築し、演芸会・運動会など地域の皆様と一緒に楽しむイベントを実施していました。昭和46年(1971年)に個人病院から法人に改組し、現在の医療法人 爽神堂 七山病院となりました。
 平成13年(2001年)には、七山病院本館、6病棟を建て替え、平成23年(2011年)に5病棟の北館が完成しました。
 病棟構成は、精神科救急入院病棟が1病棟(48床)、精神一般病棟(入院基本料(15:1))が2病棟(116床)、精神療養病棟(うち、ストレスケアユニット5床含む)・6病棟(356床)、認知症治療病棟・2病棟(120床)となっています。また、身体疾患を併発している患者さんへの対応として合併症病棟(内科医が常勤)を有しています。

外来受付
外来受付
待合室
待合室
ストレスケアユニット
ストレスケアユニット

 高齢者医療への対応として、介護老人保健施設「アルカディア」、居宅介護支援事業所「アルカディアケアプランセンター」を設置し、精神障害者社会復帰施設として、グループホーム・ケアホーム「ハンモック」、グループホーム「色えんぴつ」「クレヨン」、訪問看護ステーション「あーん」を設置しています。
 平成13年(2001年)の本館完成を機に、精神医療と仏教の教えには共通するものがあるとの理事長の考えから、理念を「『自利利他』の精神で医療・福祉に貢献します」と定め、年1回理事長講演会を開催し、職員に対して仏教についての話をしています。2年前から、病院内でお亡くなりになった方を偲び、命の大切さを考えるようにと「追弔会」を開催し、職員たちが自分自身や患者さんの命の大切さを考える貴重な機会ともなっています。
 地域に対しては、広報誌『シンフォニー』、『レインボー』を発行し、啓発に努めるとともに、爽神堂フェアを開催しています。病院内で実施される爽神堂フェアに足を運んでいただくことで、精神科病院や精神疾患への理解を深める機会となっています。また、イベント開催以外にも、常時、見学者を受け入れる態勢を整えており、地域の方に病院へ足を運んでいただき、正しい理解をしていただくことに注力しています。昨年は、地域の公立小中学校の先生方に精神疾患をテーマとした講演会を実施し、訪れた先生方には病棟を見学していただき、精神疾患の早期発見・早期治療が自殺予防につながることへの理解を促すとともに、学校と精神医療施設の連携がスムーズになされるよう働きかけを行いました。
 このほか、現在、4校の看護学校の実習の他OTやPSWの実習生を受け入れています。

くまとりにぎわいスィーツ祭り&屋台村
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爽神堂サマーフェスタ
爽神堂サマーフェスタ
爽神堂秋のフェア
爽神堂秋のフェア
爽神堂秋のフェア
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90(13.05.24)