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MMSニュース No.98

4.精神科慢性期入院医療の評価

(1)精神療養病棟入院料の重症者加算の見直し
精神療養病棟入院料の重症者加算の見直し

 平成24年度改定で精神療養病棟入院料の重症者加算が2区分に見直され、従前の重症者加算は重症者加算2となり40点から30点に引き下げられましたが、精神科救急医療体制整備事業に協力している保険医療機関で算定する日にGAFスコアが30以下の患者である場合は重症者加算1(60点)を算定することができます。
 精神科救急医療体制整備事業に協力している保険医療機関とは、以下の要件を満たすことが必要となりますが、平成25年3月31日までは以下の要件を満たしているとの経過措置があります。

精神科救急医療体制整備事業に協力している保険医療機関
(2)精神療養病棟入院料の退院調整加算の新設
精神療養病棟入院料の退院調整加算の新設

 早期の地域移行を促進するため、精神療養病棟において退院支援の部署を設置し、退院調整を行った場合の評価(精神療養病棟入院料の退院調整加算)が新設されました。
 精神療養病棟入院料算定病棟の入院患者の退院支援計画を作成し、退院支援部署による退院調整を行った場合は、退院調整加算500点を退院時に算定することができます。
 施設基準としては、病院内に退院支援部署を設置し、専従の精神保健福祉士及び専従する1人の従事者看護師、作業療法士、精神保健福祉士、社会福祉士又は臨床心理技術者のうちいずれか1名)が勤務し、退院支援計画の作成等の退院調整を行うことが必要となります。なお、精神保健福祉士は、精神科地域移行実施加算の地域移行推進室と兼務することができ、退院支援部署と地域移行推進室は同一でも良いことになっています。