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MMSニュース No.98

(2)身体合併症の対応に関する評価
身体合併症の対応に関する評価

 平成24年度改定では、精神科救急医療機関における身体合併症患者の受入をさらに促進するため、入院基本料等加算である精神科身体合併症管理加算の評価が350点から450点に引き上げられました。

(3)救命救急入院料の加算(初回の精神疾患診断治療の評価)の算定要件の見直し
救命救急入院料の加算の算定要件の見直し

 平成24年度改定で救命救急入院料に設けられている自殺企図等による重篤な患者への精神科救急診療に対する加算が、精神保健指定医以外の精神科医や自院以外の精神保健指定医でも算定が可能となりました。
 精神保健指定医(自院以外の精神保健指定医を含む。)又は救命救急入院料算定病院の精神保健指定医以外の精神科医が当該患者の精神疾患にかかわる診断治療等を行った場合、最初の診療時に加算(3,000点)を算定することができます。

(4)児童・思春期精神科入院医療管理料(特定入院料)の新設
児童・思春期精神科入院医療管理料の新設

 平成24年度改定前は、小児病院と精神科病院とで小児の精神科入院医療の評価が制度上異なっていたことから、小児の精神科入院医療が小児病院、精神科病院で適切な評価となるよう、精神病棟入院基本料及び入院医療管理料5の入院基本料等加算であった児童・思春期精神科入院医療管理加算が廃止され、特定入院料である児童・思春期精神科入院医療管理料が新設されました。
 児童・思春期精神科入院医療管理料(特定入院料)では、児童・思春期精神科入院医療管理加算の算定要件と異なる項目としては「常勤の医師が2名以上配置」が「小児医療及び児童・思春期の精神医療の経験を有する常勤の医師が2名以上配置」となっています。また、算定要件に該当しない患者が当該病棟又は治療室に入院した場合は、精神病棟入院基本料の特別入院基本料を算定することになります
 児童・思春期精神科入院医療管理料は特定入院料であるため、包括評価となりますが、包括対象外項目としては臨床研修病院入院診療加算、地域加算、離島加算、強度行動障害入院医療管理加算、摂食障害入院医療管理加算、医療安全対策加算、感染防止対策加算、患者サポート体制充実加算、褥瘡ハイリスク患者ケア加算、救急搬送患者地域連携受入加算、精神科救急搬送患者地域連携受入加算及びデータ提出加算並びに投薬、注射、手術、麻酔及び病理診断・判断料となっています。
 児童・思春期精神科入院医療管理料は、精神病棟入院基本料の入院基本料等加算であった児童・思春期精神科入院医療管理加算とは異なり、精神科専門療法が包括対象となるため、入院精神療法等は算定することはできなくなります。そのため、精神科専門療法の入院精神療法における児童・思春期精神科入院医療管理加算算定患者に対する加算が平成24年度改定で廃止されます。

児童・思春期精神科入院医療管理料