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MMSニュース No.82

平成21年度介護報酬改定速報2
「認知症高齢者の増加を踏まえた認知症ケアの推進」

 この速報では平成21年度介護報酬改定について告示(3月3日及び3月13日)・通知 (3月6日及び3月13日)等から精神科に係る主だった内容を紹介いたします。詳細につきましては、告示・通知等でご確認下さい。
 介護サービスでは、寝たきりや歩行障害等に対する身体ケアだけでなく、認知症高齢者に対応したケアを高齢者介護の標準とするため、介護サービス体系の確立が求められています。そのため、平成21年度介護報酬改定でも、認知症ケアの充実や医療との連携が主な改定項目となっています。介護報酬改定速報2では、「認知症高齢者の増加を踏まえた認知症ケアの推進」に関する項目について紹介します。

1.認知症高齢者の現状と将来推計

認知症高齢者の現状と将来推計

 認知症高齢者の現状は、要介護者(要支援者)のほぼ半数に、施設入所者では約8割近くに、認知症が認められています。また、要介護者等のうち、重度の認知症(日常生活自立度Ⅲ以上)で「運動能力の低下していない認知症高齢者」は25万人いますが、その6割は居宅にいる状態となっています。
 今後、認知症高齢者は急速に増加すると見込まれており、団塊の世代が後期高齢者(75歳以上)となる2025年には、2002年の倍以上になり、ピーク時(2040年)には約400万人になると推計されています。