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MMSニュース No.46

第4回「精神障害者の地域生活支援のあり方に関する検討会」が1月30日に実施されました

 当日は、論点整理の項目である「就労・職業訓練との関係」と「マネージメント・相談支援との関係〜地域生活支援センター〜」について議論されました。この議題以外にも高齢精神障害者のための介護保険の在り方や、地域支援サービスを精神障害、身体障害、知的障害の3障害を統合実施することについても議論が ありました。今後2月、3月の各月に会合を開催し、4月初旬には中間とりまとめを作成する予定となっています。

1.新たな包括的地域生活支援システム「クラブハウス」

 包括的地域生活支援システムのモデルである「クラブハウスサンマリーナ」が紹介されました。クラブハウスは、日本にある社会復帰施設の仕組みとは違い、利用者自身が参加して分担協働する仕組みです。利用者数は100人で、3名の職員と、非常勤の専門家として医師、就労相談員が、基本的な運営は支えていますが、主に利用者が自分の都合や希望に合わせ仕事を選択し、共通の経験をもつ仲間同士が、相互にピア・カウンセリグにより支援しあいながら、利用者個々のレベルに合わせて仕事をしています。事業内容は、1.喫茶・給食、2.相談・援助、3.教育・研修、4.就労養成、5.クラブハウスを支える事務や掃除・施設管理です。このほか、クラブハウス自身の運営によるグループホームの施設管理や、利用者の住居確保のための不動産屋の仲介も行っています。クラブハウス外での雇用プログラムもあり、実際の職場で、短期間(3〜9ヶ月)週20時間程度働くこともできます。現在国の補助がないため、市町村等の特別な助と利用者の年会費及び利用料で支えられています。今後このメニューを発展させるためには、国の補助金が望まれます。

2.精神障障害者地域生活支援センターの役割

 機能としては、相談、訓練、生活、就労などの支援があり、色々な役割を包括した地域支援の中心的な存在となっています。しかし、全く設置されていない地 区もあり、あり方の検討が必要です。就労支援が重要な役割の一つですが、それだけに拘らす精神障害者のニーズに広く対応していくことが、最終的に就労支援 に結びつくのではないか。また、障害者だけではなく地域で困っている人のニーズにも、広く応えることができる施設づくりの必要性が指摘されました。