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MMSニュース No.113

■道路交通法一部改正等について

 平成25年3月29日に第183回通常国会に提出された「道路交通法の一部を改正する法律案」は、同年5月17日参議院本会議で可決、同年6月7日に衆議院本会議で可決・成立し、同年6月14日に公布され、原則、公布日から1年以内(一部の項目は半年から2年以内)に施行されます。
 「自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律案」は、平成25年4月12日に閣議決定され、同日に第183回通常国会に提出され衆議院法務委員会で審議されていましたが、6月26日に会期末を迎え、閉会中審査(継続審議)となりました。
 MMSニュースNo.113では、「道路交通法の一部を改正する法律」の主な改正内容と「一定の病気等に係る運転者対策」の項目を、参考情報として「自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律案」のうち、「危険運転致死傷」及び「過失運転致死傷アルコ−ル等影響発覚免脱」、「過失運転致死傷」の項目等を紹介します。

改正道路交通法の主な改正内容

1.「道路交通法の一部を改正する法律」の主な改正内容

(1)悪質・危険運転者対策

 悪質・危険運転者対策としては、無免許運転について、罰則を現在の「1年以下の懲役、または30万円以下の罰金」から「3年以下の懲役、または50万円以下の罰金」に引き上げ、無免許運転をするおそれがある人に車を提供した場合も、無免許運転と同じ罰則を、同乗した場合は「2年以下の懲役、または30万円以下の罰金」を科します。

(2)自転車利用者対策

 自転車利用者対策としては、信号無視などを繰り返し2回以上摘発された悪質な運転者に、安全講習の受講を新たに義務づけ、講習を受講しなかった場合やブレーキの効かないおそれのある自転車に対する停止命令・検査・運転禁止等に違反した者は5万円以下の罰金が科されます。また、改正前は道路右側の路側帯を通行することが可能でしたが、改正後は道路の左側部分に設けられた路側帯に限り通行ができるようになります。

(3)一定の病気等に係る運転者対策

 てんかんなどの一定の病気等で車の運転に支障を及ぼすおそれのある症状の人が、症状を隠して免許を取得した場合は罰則を新たに科すほか、症状がありながら運転を続けている人などを医者が診察した場合は都道府県の公安委員会に通報できるようにします。