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MMSニュース No.102

平成24年度介護報酬改定2 〜新たに創設されたサービス〜

 平成24年度介護報酬改定について告示(3月12日)・通知(3月16日)等から精神科に係る主だった内容を紹介いたします。詳細につきましては、告示・通知等でご確認下さい。
 平成24年度介護報酬改定2では、地域包括ケアシステムの基盤強化を図り、認知症を有する人等の在宅・居住系サービス機能を強化するため、新たに地域密着型サービスとして創設された「定期巡回随時対応型訪問介護看護」と「複合型サービス」について、紹介します。

Ⅰ.定期巡回・随時対応型訪問介護看護

定期巡回・随時対応型訪問介護看護

 定期巡回・随時対応型訪問介護看護は、短時間で複数回の訪問が行われる「定期巡回」と要介護者からの連絡に随時対応する「随時対応」、そして看護師等による「訪問看護」を密接に組み合わせたサービスです。
 このサービスは、利用者等が単身・重度の要介護状態になった場合でも尊厳を保持し、有する能力に応じて可能な限り居宅で自立した日常生活を継続出来るような社会環境の整備を目的として介護保険法の一部を改正し創設されました。

※ICT機器(インフォメーション・アンド・コミュニケーション・テクノロジーの略で、情報通信技術と略されることが多い。パソコン、携帯端末等)

1.定期巡回・随時対応型訪問介護看護サービスの利用者像
定期巡回・随時対応型訪問介護看護サービスの利用者像

 定期巡回・随時対応型訪問介護看護サービスは、既存の訪問介護や夜間対応型訪問介護で在宅生活を支えることが困難な重度の要介護者を想定しており、重度要介護者に継続的なアセスメントに基づく1日複数回の定期訪問や看護を24時間一体的に提供することで、包括的・効率的に要介護者の在宅生活を支える事が期待されています。そのため、対象者は要介護者のみであり、介護予防サービスは対象外となっています。
 認知症高齢者の場合では、定期訪問に服薬の確認、排泄時の清潔保持、心身の状況の変化の定期的な確認等、在宅生活を支える上での有効性が期待されています。
 ただし、認知症高齢者はその病期や体調によって変動が激しいため、サービス提供に当たっては、継続的アセスメントに基づく担当の介護・看護職員の情報共有や「なじみの関係」の維持・形成に配慮した勤務シフトの工夫等も必要となりそうです。