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「実践的病院広報戦略」第6回

マスメディアとどう付き合うか?

 

 広報活動の基本は効果的なメディアへのアプローチです。そのためには新聞・雑誌・テレビ・ラジオという三大メディアをよく理解しておく必要があります。
 日本の新聞は北は北海道から南は沖縄まで、全国の家庭一軒一軒に朝刊、夕刊を配達する宅配制度が確立しています。そのため新聞への親近感と信頼度は非常に高く、印刷メディアの代表的なものとなっており、広報活動に不可欠なメディアと言えます。
 朝日・毎日・読売・サンケイ・日本経済の5紙を通常「全国紙」と呼びます。また北海道を中心とした北海道新聞、愛知が中心の中日新聞、九州地域を中心とした西日本新聞等、発行部数数100万部の通称「ブロック紙」と呼ばれる有力な地方紙が存在しています。
 その他47の都道府県には、地元から圧倒的な支持を受けている地方新聞があります。もし地方でイベントなどを行う場合には、この地方紙を無視して広報活動は成功しません。
 テレビは新聞と並んで影響力の高いメディアです。テレビ界では公共放送であるNHKをはじめ日本テレビ、TBSテレビ、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京という5つの民間放送ネットワークで全国をカバーしています。
 テレビの特性は速報性と視覚性にあり、流行や話題を広げるにはもってこいのメディアと言えます。ラジオも速報性があり、一定のリスナーから安定的に支持されています。
 雑誌は速報性という点ではテレビや新聞には及びませんが、娯楽性、解説性、分析性という点で、読者に支持を得ているメディアです。「自分の好みで、好きな時に、好きなものを買って読む」主体性の高い読者層に支持されており、広報活動に欠かせない重要なメディアです。