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経営基本管理〜構成要素と取り組みの基本第6回

経営計画とはどんなもの?と改めて基本を振り返って

 事業の遂行には欠くことのできない経営計画について考えてみます。現在、自分達がいるところから、行きたいと願うところまでの隔たりに“橋を架ける”ための取り組みです。その本質などを確認しながら、計画立案に向けた基本事項を整理してみましょう。

 計画とは、事を行うに際し、それをどんな方法・手順によって成し遂げるかを前もって明らかにしておくことであり、経営活動の出発点、方向、到達点を示すものですから何にも増して重要です。それなしには、事業展開できないというところに本質があると言えるでしょう。

 もう少し具体的に「分解」すると、経営計画には、1.目的・目標への貢献、 2.第一義性、 3.広範性、 4.効率性といったことが伴います。それぞれを簡単にまとめると、以下のようなことが確認できます。

目標達成に貢献
計画(を作成すること)の狙いは、事業目的と業績目標の達成を容易にすることにあります。
第一義的に優先
経営管理者の職能の遂行は、事業目的の達成を促進することですから、計画は、経営管理者の他のあらゆる職能の遂行に先行するものです。
広範性を保持
計画は、あらゆるレベルの経営管理者の職能の一つであり経営管理者の自由裁量権が及ばない選択範囲の境界線を引くことは事実上不可能です。
効率性の追求
計画の作成・実行に要した費用と、望ましくない結果を差し引いた後の目的・目標への貢献度から、計画の効率性を測定します。