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医療機能情報提供制度

Ⅰ.医療法における「患者等への医療に関する情報提供の推進」

患者等への医療に関する情報提供の推進 イメージ図

 医療は、国民の生命と健康に深く関わるサービスとして重要不可欠のものであり、患者等(患者や住民)と医療提供者の相互信頼関係を基本として成り立っています。医療の提供に当たっては、より良い医療の選択に必要な情報やインフォームドコンセントの理念に基づいた患者等の求める医療が提供され、患者本位の医療を実現していくことが重要です。
 ところが医療広告等は、患者等の保護を目的に規制されていたこと等で病院等(病院や診療所及び助産所)の客観的な情報を収集することが困難な状況となっていました。そのため患者等が自分の病状等にあった適切な医療機関を選択できる仕組みが求められていました。 第5次医療法改正では、患者等が医療に関する情報を十分に得られ、適切な医療が選択できるよう支援することを目的に、「患者等への医療に関する情報提供の推進」が図られました。その具体的な内容は、医療法における広告規制の見直しや医療広告が可能な診療科名・専門性資格について、医療機能情報を提供する制度の創設です。
 医療機能情報の提供制度は、都道府県が病院等の医療機関に関する情報を集約し、分かりやすく患者等に情報提供するとともに、患者等からの相談等に適切に応じる仕組みです。
 今回は、第5次医療法改正で創設された「医療機能情報の提供制度」について解説します。