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第2章「平成24年度介護報酬改定の概要」

Ⅰ.平成24年度介護報酬改定の概要

1.平成24年度介護報酬の改定率

介護報酬改定率の推移

   平成12年度(2000年)に創設された介護保険制度に係わる介護報酬は、原則3年ごとに改定されています。
 介護報酬の改定率は、平成15年度(2003年)にマイナス2.3%、平成18年度(2006年)に平成17年改定を含めてマイナス2.4%と連続して引下げられましたが、質の高い介護サービスを安定的に提供するために「介護従事者の処遇改善のための緊急特別対策」として、平成21年度(2009年)介護報酬改定率はプラス3.0%と、初めてプラス改定となりました。
 平成24年度(2012年)の介護報酬改定では、平成23年6月に成立した「介護サービスの基盤強化のための介護保険法等の一部を改正する法律」施行に伴う新たな介護サービス等への対応、診療報酬との同時改定に伴う医療と介護の機能分化や連携の強化等へ対応を図ること、また「社会保障・税の一体改革成案」の確実な実施を行ないながら、2025年(平成37年)のあるべき医療・介護の姿も視野に入れた対応が求められました。
 このような状況や介護職員の処遇改善の確保、介護事業者の経営状況、物価の下落傾向や地域包括ケアの推進等を踏まえた平成24年度(2012年)の介護報酬改定は、全体で1.2%(在宅分1.0%、施設分0.2%)のプラス改定となりました。